ハワイ島での2年間マッサージ留学を経て海辺のボディセラピーサロン・モアナブルーを営んで11年目。
人生の旅人ばななんこと西村祐子のこころとからだ、揺れ動く毎日のつれづれごと
<< May 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 日々、軌道修正。 | main | 人生の取捨選択。ーPDCAサイクル >>
何故セラピストが旅の企画をするのか?その理由。
先日、ゲストハウスプレス編集長として、ゲストハウス開業合宿セミナーにてお話をさせていただくことになり、旅に絡めて、自分の経歴を簡単にまとめた資料をつくってみた。

お話を聞いてくださる方々はわたしを「ゲストハウス」「旅」のプロフェッショナル?として接してくださっていて、私の本業が何か?ということはまったく知らない状態。
そんな方に、どうしてセラピストをやりながら、ゲストハウスの取材をしているのか?また、旅にこだわり、旅企画を行うDOORSでの活動をやっているのか?を簡単に説明する必要がある。

そもそも、私は旅が昔から好きだった。
こどものころから両親も旅好きだったので、夏休みには家族で1週間位の旅行に行くのは普通のことで、更には、小学校4年生から高校の頃まで野外活動といってキャンプやアウトドアスポーツ、山登りや海遊びなどを体験する団体に属していた。夏は海や山のキャンプ、春や冬はスキーキャンプという名の民宿泊のレッスン付き旅行などに行っていたので、火を使う焚火や調理などの基本的なアウトドアスキルはそこで完璧に身についていた。

そしてその中で、自然の中で遊ぶ楽しさを、おそらく魂レベルで知ったのだと思う。外で遊ぶのって楽しい!知らない誰かと一緒に泊まるのって面白い!そういう経験が子供時代にあったことが、今の自分の人生を実はかなり大きな割合でカタチづくっているのだなあと改めて思う。


っと、話題がちょっと逸れたけど、とにかくそんなわけで、昔から旅好きで、大学生から社会人なりたての頃からは、海外にもよく行った。アメリカ・カナダ・ニュージーランドといった、アウトドア大国から始まり、東南アジアでのバックパック旅。

一人旅の楽しさを知ったのは、国内。屋久島へ自転車を持って行った旅が、あまりにも楽しくて、その旅の記憶を残しておきたくて、その旅の記録を残すためにちょこっとばななん放浪記というサイトをつくることにしたり。

その屋久島だったり、小笠原だったり、タイ・ラオスだったり、いろんなキッカケはあったけれど、とにかく自分は旅がキッカケで、まるきり違う人生を選ぶことになった小笠原への旅を含め、自分の人生がぐぐぐっと変わっていったという実感がある。それは、旅先で遭った体験の質や量もあるけれど、やっぱりそこで出会った人とどんな話をしたのか?がキーだったのだな、と思う。


一人旅では(ひとりじゃなくてもいいけど、一人のときは特に)人との出会いがある。そこでたまたま偶然出会う誰かの人生が、自分の人生に少しだけ絡み合う。その醍醐味を知ったとき、旅が楽しくて仕方がなくなった。

普通に生きてるだけじゃ知り合うはずもないような、年齢も立場も国籍も違うような人と、同じ場所を旅しているというだけで、話をすることがある。
それは、本当にどーでもいいような世間話のこともあれば、ひょんなことから一緒に旅をすることになるような仲間になることもある。

その偶然を楽しめるかどうか?が一人旅を楽しめるかどうかの基準なのかもしれないけれど、とにかく旅にはそうした「いつもの自分じゃない」「新しい自分の価値観に出会える」チャンスがゴロゴロ転がっている。

だけど、それだけでももしかしたら私が旅を企画する理由にはならないかもしれない。
いったい何故、DOORSやゲストハウスプレスを通して、旅を紹介することになったのか?




旅を企画して一緒に行けば、自分もタダで旅行に行けるから!(・∀・)


…というのは間違いではないけれど、それは本当にごく一部の理由。引率してそのツアーを成功させるのは、実はかなりのエネルギーが要るので、純粋に旅を楽しみたいなら、そんな質めんどくさいことせずに、格安チケット買って一人でフラッと行ったほうが断然よい。

そうではなくて、私がそれをやる理由は、

旅をすると、その人の人生が変わるから。そのことを体感してもらいたいから。

ということに尽きると思う。
もちろんその「変わる」の尺度や程度は人それぞれ。1mmしか変わらないこともあれば、人生そのものがそこから大きく動いていくこともある。そしてそれは旅の直後に気づくとは限らないし、人によってはそれが旅から始まっていた、と気づかない場合さえある。

けれど、旅という非日常に行ったとき、そしてそこで自分以外の人が、同じ場所で同じ現象を見たときに起こす反応が、自分とは全然違うことを知ったとき、その人の考え方や感じ方が「ん?」ってなる。ルーティンワークのように動いていた脳が、違う信号をキャッチする。

そうすると、自分の価値観、ものの見方は、「当たり前」って思っていたことが、実はそうでもない、ということがわかるのだ。

そのときに自分がどういう反応をするか?どんな感情が湧き起こるのか?ということを通して、起こる出来事を通して、自分自身を改めて見つめなおすことができる。


旅と旅行は違う。
そして、旅行しかしたことがない人、まだ「旅」を知らない人に
その素晴らしさを教えたい!そうすることが、その人の人生を切り開く
新しい心の扉を開くキッカケになる。

そう思っているから、旅を企画するのだ。
DOORSのツアーはツアーと名前がついてるから「旅行」っていうイメージもあるかもしれないけれど、(参加者のみなさまはどう判断してるかは別だけれど)こちら側の意図としては、「旅」を提供しているつもりだ。

旅と旅行は何が違うか?
旅、は「こころが動く」移動なのだと思う。
旅行は、物味遊山。もちろん感動したり嬉しかったりすることもあるだろうけれど、どちらかというと慰安的な要素のほうが強い。

旅の中にもちろん旅行の要素は含まれる。けれど、そのもっとも大きな違いは、「自分をみつめるキッカケや時間があるかどうか」に尽きるとわたしは思っている。

だから「旅行」のつもりで「旅」になることもあるかもしれないし、「旅」に出かけたはずが、気がつけば、ガイドブックを追うだけのような「旅行」にすり替わっていることもあるかもしれない。


私が経営しているサロン・モアナブルーでは「人生を変えるボディセラピー」を提供しているわけで、からだを変えることで、こころが変わる。こころが変わると、人生が変わっていくということを体感してもらうために、私は毎日セッションをしている。

その効果に比べると、旅で受ける刺激は、もっと緩やかで穏やかなものだけれど、頑なな心が、「めちゃめちゃ楽しい!」「うきゃ〜」っていうような感情を伴う経験をすることで、そしてそれを「やってもいい」って自分に許可することで、人は自分を認め、許せるようになっていく。

ゲストハウスへ行って、そこでたまたま出会った人とお話をしたり、スタッフの人に教えてもらった穴場スポットに探検に行ったりすること。
そこには「人生を変える」というほどの大げさな変化はどこにもない。


けれど、それでいい。
それでも、もしかしたらそのたった一度のその偶然が、その人の人生の道標の先が2°くらい変わって、より素敵な方向に向かうキッカケになれば、それが私のやりたいことだ。

だから私にとっては、ボディセラピーサロンで一対一でガッツリ向き合っていることも、DOORSのツアーで楽しい時間を共有していることも、ゲストハウスプレスで、素敵なゲストハウスを紹介することも、根っこは全部同じこと。

いろんな人が、もっともっと自由に、自分のオリジナルの生き方で生きる、ということが出来て、人生をよりハッピーに過ごす時間を少しでも増やせたら、という思い。ただそれだけなのだ。



☆募集中&お知らせあれこれ☆

2014年12月〜2月末まで
リピーター様15〜30%OFF! 初めてご来店のお客様オプションメニュー割引特典
春までに新しい自分になる。「人生を変える」ボディセラピーで、
からだからこころを変える体験を!


2015/2/1〜2/10
心のドアをひらく旅ードアーズの海外ツアー

とことん楽しいことを体験することで、自分の古い価値観を破り捨て、固く閉ざしていた心の「ドア」をパカンと開けられます。旅にはそんな力がある。様々な価値観を持った人と同じ場所で同じ体験をすることで、自分の新たな可能性が広がります!


日本の旅の、新しいかたち。ーゲストハウスプレス
現在THE OWNER INTERVIEW #4 山梨県山中湖村にあるホトリニテ連載中。

COMMENT









PHOTOBLOG